2012年09月20日

実は、凄いことになっていた“とみたゆう子”復刻

こんな記事を見つけました

http://music-news-jp.blog.so-net.ne.jp/2012-09-17-1

30年ぶりの大ブレークですか……

火が付いたきっかけは
やはり、山梨鐐平さんのライブへのゲスト参加もあって
長く静かにゆう子さんナンバーを聞き続けていた人たちが反応したことで
その歌声をチラッと知っていた人たちが思い出し
久しぶりに聴きたくなって、CDを探し求めて……というパターンだと思うんですけどね。
オークションで高騰したのは、それが原因じゃないかと。
元々、ファンが根強く良い値が付いているゆう子さんの盤が
あれ以来、更に急騰してましたから。

更に
人気再燃に押されて、MEG−CDさんが復刻を決めたみたいな書かれ方をしてますが
アルバム復刻こそ、今年の7月でも
シングル復刻はその一年前から進めて下さっていたわけですし
むしろ、今回のブレークの重要な立役者だと思います。
ゆう子サンファンとしても、MEG−CDさんの復刻に感謝する一人としても
これにはちょっと「異議あり!」と言っておきたい。

でも、そっかぁ……
「名古屋限定」から「全国」に人気が広がった……かぁ
東京在住でゆう子さんファンだった私の立場は?
私の周囲でも、ファンは多かったんですけどね(^_^;

こんな風に、今になって取り上げられるってのも凄いし
ずっと聴き続けていたファンとしては、嬉しいやら、驚くやら

当時、ゆう子さんよりもっと売れた人も
もっと愛された人も、たくさんいたはずなのに。

30年前にゆう子さんが投げた歌声のボールを
愛し続けたファン達が投げ返した形の、今回の復刻版人気
もう一度、今のゆう子さんが歌声を投げ返してくれたら、最高なんですけど……
posted by Luf at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年09月13日

余波

「サンキュ……いてて」
 大きなバッグを引き摺ってきた富沢レイに笑顔を返そうとして、永原ちずるは悲鳴を上げた。
 山梨県は甲府市の県立病院。
 顔と脚以外は無傷のちずるは、ベッドに身体を起こしている。
 その姿に安堵しながらも、一言二言、言ってしまうのがレイだ。
「あんたね。その包帯の巻き方なら、無理に笑おうなんて考えずに、無表情で『私が死んでも代わりがいるから』とでも、つぶやいときゃ良いのよ」
「何だよ、そりゃ……」
 表情を動かさぬように苦笑する友に、肩を竦めるだけで教えてやらない。
 どうせ、ちずるには無駄なだけの知識だ。
「でも、ちずるちゃんは楽だよね。いつでも入院できるように、ちゃんと荷造りしてあるから。私だったら、大変だよぉ」
 妙な事に感心するキューティ金井こと、金井美加に呆れつつ、これも役目とツッコミを入れる。
「ちずるは、入院の予定があったからでしょうが。あんたにまで入院されたら、私が堪らないわよ。寮長と、マン・ツー・マンになっちゃうじゃない」
「……英才教育?」
「一子相伝、新女寮長への道ってか?」
 贅沢にも個室の病室に、どっと笑いがはじける。
 一人は痛そうに顔を押さえつつだが、いつも過ぎる会話に、むしろ安心した。
「冗談言ってる場合じゃないっつーの。こっちは大変なんだから」
 顔を顰めてやると、美加の表情が翳った。
「……処罰、決まったの?」
 その一言で、まだこちらにまで話が伝わっていないと解る。
 うんざりと溜息をついて、ちずるも吐き捨てた。
「怒ってくれるのは嬉しいけど、あたしなんかの為に問題を起こすなって。そうでなくてもあたし達は、新女でも浮いてるんだからさ」
「処罰は無しって言われた。だから、ちずるは気にしない」
 きっぱりと言ってやる。
 発端はちずるでも、これはレイと武藤めぐみの問題だ。
「処罰がないのに、どうして大変なの?」
 お気楽な奴が、きょとんとドングリ眼を更に丸くする。
 少し首を傾げる姿は悔しいくらいに可愛らしいが、いかにも自分は部外者ですという態度に、ちょっとムカついた。
「理沙子さんに言われたの。次のシリーズの開幕戦、後楽園プラザのメインで遺恨を精算しなさいって」
「後楽園プラザのメインって……レイ、あたしをダシにして初メインとは、美味しすぎないか?」
「それを言うなら『俺を踏み台にしたぁ!?』と言いなさい。そんな美味しい話のわけないでしょ」
「レイちゃんばっかりズルーい!」
 案の定、口を尖らせ、美加は頬を膨らませて抗議。
 意地悪く睨め付けてから、言ってやる。
「いくら武藤相手でも、私一人で、プラザのメインが務まるわけ無いっしょ。試合はタッグ。私と美加が組んで、相手は武藤めぐみと結城千種」
 ガラガラガッシャーン!
 漫画のような音を立てて、見舞い客用のパイプ椅子が転がった。
 盛大な物音に看護師のお姉さん達が慌てて部屋を覗きに来たが、美加のドジだろうと、苦笑いしながらナースステーションに帰って行く。
 それを待ってから、美加が裏返った声で抗議した。
「そんなの、勝てるわけ無いもん!」
 当然だ。
 後輩とはいえ、相手は、押しも押されぬ現IWWF世界タッグチャンピオン。
 それも、来週の防衛戦に向けて、コンビネーションに更に磨きをかけているのだから。
「……問題は、どうやって格好良く負けるかよ」
 眉間に皺を寄せたレイに、ちずるが首を傾げた。
「基本はそうなんだろうけど……遺恨試合だろう?」
「負けた方が間違いを認めて、勝った方が正しくなっちゃう……って、レイちゃん悪くないもん。会社に禁止されてる技を使って、ちずるちゃんを怪我させためぐみちゃんが悪いんじゃない!」
「そんな事、わかってるわよ!」
 つい張り上げてしまった大声に、また看護師さんが覗きに来た。
 愛想笑いで後ろ姿を見送ってから、そっぽを向いて唇を尖らせる。
「わかってるけど……あの二人に勝つなんて、ムリムリムリムリかたつむりよ。新人時代にあっさり抜かれて、今は雲の上のメインイベンターよ。勝てないなら、潔く散ることを考えるっきゃないでしょーが」


などと抜き出ししてみたのは
「朝日のようにさわやかに(後編)」の一コマ。

大変ご無沙汰をしております。
管理人のLufです。

サボっていたわけではなくて
実は、これも東日本大震災の余波、です。
大地震そのもの、及び続く頻繁な余震の影響で家が歪んだのか
外壁が捲れ上がってしまう状態になっていた為
現在、リフォーム中なのです。

私の部屋も、いろいろと手を加えなくちゃならなくなって
荷物を全部運び出され、ネット環境もままならなくなって早三週間……(/_;)
来週には、ようやく完了するようなので
それから、更に仕事の合間を縫って
部屋を元通りに組み直さなきゃならないわけで……

けっこう間が開いてしまいそうなので
順番を入れ替え、手早く仕上がりそうな「朝日のようにさわやかに(後編)」を進めてみたわけで

はぁ……(溜息)
posted by Luf at 22:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。